2012年10月19日、高校ホームルームの時間に、フィルバート・カリサ牧師をお迎えしました。
カリサ牧師はアフリカ ルワンダにおける、民族間の大規模な虐殺事件後の平和と和解のためのNPO、REACH(Reconcilation Evangelism And Christian Healing for RWANDA)の代表で、ルワンダの現状や活動を伝えるために来日され、その合間をぬって大阪女学院へも講演においでくださいました。本校の卒業生で、現在日本国際飢餓対策機構スタッフの酒井慶子さんが通訳を務めてくださいました。
カリサ牧師は、高校のホームルーム講演のほかに、中学生対象の朝のチャペル礼拝、また放課後の“カリサ牧師を囲む会”でもご奉仕くださり、どの時間も生徒たちにとって大変貴重な機会となりました。囲む会には、多くの熱心な生徒たちが集まり、真剣なやりとりが交わされました。講演の中では伺えなかったルワンダの詳しい事情や、難しい和解の問題などをお話しくださり、生徒たちもそのお話しに聞き入り、予定していた時間をあっという間に超えてしまいました。
カリサ牧師もとても喜んでくださり、後で「今日は最高の日だった」とおっしゃっておられたとのことでした。先生の平和と和解に続く活動のために、お祈りしたいと思います。