選択の余地
私は 中学・高校・短期大学の途中まで 大阪女学院に通いました。高校では英語科に入り、このまま普通に大学受験の準備をして受験戦争に突入かと思っていたのですが、最終的な私の決断は、「東京の音大の声楽科に進みたい」というものでした。今思えば、大阪女学院という学校が、生徒一人ひとりにいつも人生の選択の余地を与えてくれる雰囲気があったからこそ、あの決断ができ、そして、今の私があるのだと思います。
そんな私も、念願叶って東京の国立音楽大学の声楽科に入学、そのまま大学院オペラ科に進み、現在東京二期会というオペラ団体に所属し、約2年前からイタリアに留学中です。皆さんも、機会を見つけて 本場イタリアの音楽を是非味わってくださいね。