世界に通じる英語力と、他者を尊重することの大切さを教えてくれた母校に感謝しています。
私は大阪女学院中学校、そして高等学校 英語科で学び、日本の航空会社勤務を経て現在はドバイにあるエミレーツ航空の本社NCC(ネットワークコントロールセンター)でフライトディスパッチャー(運航管理者)として働いています。
ドバイという国に皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか? 世界中から人が集まるドバイですので、私の職場でも様々なバックグラウンドを持つ人たちがいますが、先生方も生徒たちも皆が個性豊かであった女学院とどこか似たような雰囲気を感じることもあり、日々楽しく過ごしています。
今はそれぞれの場所で輝いている個性豊かな同級生たちが、いつも励まし応援してくれるからこそ、私自身こうして頑張れているのだと思っています。また、私の職業は地上のパイロットとも呼ばれる運航管理者ですが、航空機の安全運航は1人ではなくチームワークを必要とする仕事なので、女学院時代に毎年数々のイベントを皆で一致団結して全力でこなしてきた事が仕事でも役立っているように思います。
そして現在は生活だけでなく、仕事で使う言語も もちろん全て英語なのですが、留学経験がなくても大阪女学院で受けてきた英語の授業によって、充分な英語力を身につけることができました。この恵まれた環境により、語学力が身につき、また一人ひとりの個性を大事にして、他者を尊重することの重要性を教えてもらえたことによって私の世界は大きく広がりました。青春時代を大阪女学院で過ごせたことをいま、とても感謝しています。