普通科 文系

清水祥予さん(2009年卒業)
ダグラス大学・サンタモニカ大学卒業

すべての営みには時がある

私は中学校から大阪女学院に入学し、中学時代はバトン部に所属し、毎日練習に明け暮れました。高校からは普通科に入り、のびのびと学校生活を送りました。
大阪女学院は、英語教育に力を入れ、異文化に触れる機会をたくさん提供してくださいます。私も次第に海外に目を向ける様になった事で、普通科から海外の大学への進学を決めました。
高校卒業後は、カナダの大学に進学、2年後にアメリカの大学に編入をし、2013年の年末に卒業して日本に帰国しました。帰国後は、周りの波に流されるままに就職活動をしていたのですが、自分の心の中はずっと晴れないままでした。このまま一般企業に入っても、4年間の海外生活で培った英語はもちろん、現地で実際に自分の目で見て体験して学んだ事、そして、文化の違いや、言葉の壁、差別などで毎日のように泣いて苦労をした経験を、本当に活かす事ができるのか?と。
そのように悩んでいる時に、妹の高校の入学礼拝で母校である大阪女学院を久しぶりに訪れる機会がありました。その時に受けた5年ぶりの礼拝や、先生とのお話を通して、女学院に戻りたい気持ちが一気に高まりました。そして、教師だったら今までの自分の経験を活かす事が出来る!と、気づく事が出来たのです。
「すべての営みには時がある」という聖書のことばの通り、神様は正しい時に正しい道を与えて下さると思います。妹の入学礼拝に同伴したのは、神様のお導きだったのでしょう。やっと自分の目指すべき道を見つける機会を与えてくださった事、そして、また戻りたいと思えるすばらしい母校に巡り会わせてくださった神様に、心より感謝をしています。人一倍遠回りをしていますが、また教師として大好きな大阪女学院に戻って来られる日を信じて、これからも勉学に励みたいと思います。

清水祥予さんの画像
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