卒業しても与えてくれる
大阪女学院での6年間が私に与えてくれたものは沢山あります。経験や知識はもちろん、大好きな先生や友達、そして聖書と神さまとの出会い。これらの出会いは「自分らしくある事」と「個性の大切さ」を教えてくれ、私に自信を持たせてくれました。
卒業後も数えきれない沢山の出会いがありました。それらはより多くの経験や知識を与えてくれましたが、私から自信を奪う事もありました。そんな時、私はいつも女学院での日々を思い出します。
「春菜ちゃんらしくていい」と笑ってくれていた友達、「そこがあなたのいい所だ」と言ってくれた先生。そして「明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか」という聖書の言葉。
毎日当たり前のように聞いていたこの言葉たちが、どれほど大きな存在で、私を守り、強くしてくれていた事か。そして時が経っても私を立ち直らせてくれるのです。
地元を離れ、東京に来て10年以上が経ちます。それでも同級生の隣と先生の隣、そして女学院は私にとって最大のパワースポットです。
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